9月23日  聖ピオ(ピエトレルチーナ)司祭

第一朗読  ハガイ書 1:1-8
ダレイオス王の第二年六月一日に、主の言葉が預言者ハガイを通して、ユダの総督シェアルティエルの子ゼルバベルと大祭司ヨツァダクの子ヨシュアに臨んだ。「万軍の主はこう言われる。この民は、『まだ、主の神殿を再建する時は来ていない』と言っている。」主の言葉が、預言者ハガイを通して臨んだ。
「今、お前たちは、この神殿を 廃虚のままにしておきながら、自分たちは板ではった家に住んでいてよいのか。今、万軍の主はこう言われる。お前たちは自分の歩む道に心を留めよ。種を多く蒔いても、取り入れは少ない。食べても、満足することなく 飲んでも、酔うことがない。衣服を重ねても、温まることなく 金をかせぐ者がかせいでも 穴のあいた袋に入れるようなものだ。万軍の主はこう言われる。お前たちは自分の歩む道に心を留めよ。山に登り、木を切り出して、神殿を建てよ。わたしはそれを喜び、栄光を受けると主は言われる。」

福音朗読  ルカによる福音書 9:7-9
(そのとき、)領主ヘロデは、これらの出来事をすべて聞いて戸惑った。というのは、イエスについて、「ヨハネが死者の中から生き返ったのだ」と言う人もいれば、「エリヤが現れたのだ」と言う人もいて、更に、「だれか昔の預言者が生き返ったのだ」と言う人もいたからである。しかし、ヘロデは言った。「ヨハネなら、わたしが首をはねた。いったい、何者だろう。耳に入ってくるこんなうわさの主は。」そして、イエスに会ってみたいと思った。

祈りのヒント
イエスは村々を回り、神の国の福音を宣べ伝えた。その宣教活動により、潮が満ちるように、ゆっくりと、しかし確実に信者を増やしたに違いない。人々の噂は、ヘロデに疑念と好奇心を呼び起こし、イエスの宣教活動に暗雲が漂いはじめた。
私たちも、今の時代を思いつつ、イエスとともに歩みたい。弟子たちのように、イエスを信じて。
(毎日のみことば 2021-09-23 )

 

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