9月28日 聖トマス西と15 殉教者

第一朗読  ゼカリヤ書 8:20-23
万軍の主はこう言われる。更に多くの民、多くの町の住民が到着する。一つの町の住民は他の町に行って言う。「さあ、共に行って、主の恵みを求め、万軍の主を尋ね求めよう。「わたしも喜んで行きます。」多くの民、強い国々の民も来て、エルサレムにいます万軍の主を尋ね求め主の恵みを求める。
万軍の主はこう言われる。その日、あらゆる言葉の国々の中から、十人の男が一人のユダの人の裾をつかんで言う。「あなたたちと共に行かせてほしい。我々は、神があなたたちと共におられると聞いたからだ。」

福音朗読  ルカによる福音書 9:51-56
イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。しかし、村人はイエスを歓迎しなかった。イエスがエルサレムを目指して進んでおられたからである。弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」と言った。イエスは振り向いて二人を戒められた。そして、一行は別の村に行った。

祈りのヒント
天から火が降ってきて滅ぼされてしまう描写は、旧約聖書に度々出てきますが、ヤコブとヨハネはそれを思い出したのでしょうか。冗談だったのか、本気だったのか、その真意はわかりませんが、二人はイエスに戒められてしまいます。受け流したり、無視したりせずに、イエスが振り向いてまで二人に伝えたかったことは、何だったのでしょう。
(毎日のみことば 2021-09-28 )

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