9月4日 年間第22土曜日

第一朗読  コロサイの信徒への手紙 1:21-23
(皆さん、)あなたがたは、以前は神から離れ、悪い行いによって心の中で神に敵対していました。しかし今や、神は御子の肉の体において、その死によってあなたがたと和解し、御自身の前に聖なる者、きずのない者、とがめるところのない者としてくださいました。ただ、揺るぐことなく信仰に踏みとどまり、あなたがたが聞いた福音の希望から離れてはなりません。この福音は、世界中至るところの人々に宣べ伝えられており、わたしパウロは、それに仕える者とされました。

福音朗読  ルカによる福音書 6:1-5
ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは麦の穂を摘み、手でもんで食べた。ファリサイ派のある人々が、「なぜ、安息日にしてはならないことを、あなたたちはするのか」と言った。イエスはお答えになった。「ダビデが自分も供の者たちも空腹だったときに何をしたか、読んだことがないのか。神の家に入り、ただ祭司のほかにはだれも食べてはならない供えのパンを取って食べ、供の者たちにも与えたではないか。」そして、彼らに言われた。「人の子は安息日の主である。」

祈りのヒント
安息日は神様のために特別に聖別された日。自分たちの仕事の手を止めて、ともに心静かに神様と出会うための時間を過ごす。私はあの人と違って決まりを守っていますと胸を張り、隣人を裁くならば、途端に自分中心の落ち着かない日になってしまう。イエスにならって、神様の御心にとどまれますように。
(毎日のみことば 2021-09-04 )

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