こころの散歩

良心

良心

 「ああ、良心ね。どんなものか知ってますよ。それは小さくて、角が3つあるもので、ここにあるんですよ。」とインド人は言って、自分の心臓の辺りに手を当てました。「そして、私が善い人の時にはそれはじっとしているのです。ところが、私が悪い人の時にはそれが回転するので、角が当たってとても痛いのです。でも、もし悪いことをし続けると、次第々々にその角は磨り減って、やがて全然痛くなくなってしまうんですよ。」と教えてくれました。

“武器と労働者”より
  

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