こころの散歩

LITTLE JOHN(ジョニーちゃん)

LITTLE JOHN(ジョニーちゃん)

何年か前のクリスマスに、本当にあった出来事です。
アメリカのある婦人が、教皇ヨハネ・パウロ2世に寄付を送ろうと思い、手紙を送りました。
手紙には、「LITTLE JOHN(ジョニーちゃん)」と書いて、次のように説明されていました。
「教皇様、このように話しかけることを、どうか驚かないでください。教皇様は私の息子の年令です。私は96歳、10人の子どもの母です。ずっと前からヴァチカンへ行って直接お会いできることを夢見ていました。今、96歳になって、子どもたちが旅行のためにお金をくれました。それで旅行会社へ行って値段を調べてから、考えてみました。どうして、このお金を無駄にする必要があるだろうか、と。私も教皇様も年をとっています。もうすぐ天国で会うことができます。だから、このお金は寄付としてお送りします。どうぞご自由にお使いください。天国のデートを約束しましょう!」

写真: L’Osservatore Romano, Calendar 2003

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