2007年5月の意向
 木々は芽吹き、花が咲き乱れ、自然の営みは薫風とともに、神の豊かさを感じさせてくれます。教会は復活された主とともに歩んだ弟子たちに心を重ね、主が示された数々のしるしを、聖書を通して感じ取り、深めます。
 昇天し、私たちの目には見えなくなられた主イエスは、いつもすぐそばにおられて、私たちに聖霊の風を送り、神のご計画への道を示し、そのみ業に参与するようにと招かれています。
 生活の中で主のしるしを見いだし、また、そのしるしを感じ取る道を伝える教会の指導者・養成者の働きを祈りながら、今日の時代にふさわしい連帯のあり方を、探求してまいりましょう。


一般: 私たちの生活における主のしるし
 聖マリアにならい、キリスト者が生活の中で主のしるしに注意し、神のみことばに身も心も委ねるように

宣教: 宣教地における善良で賢明な養成者
 宣教地の大神学校及び奉献生活者が必要とする健全で賢明な養成者

日本の教会: メディアによる諸民族の連帯の推進
 メディアが諸民族間の連帯を促進するように

「教会はメディアに関心を向けます。なぜならメディアは、福音をひろめるための重要な道具でもあるとともに、諸民族の中になおも深刻なかたちで見られる大きな諸問題への関心を喚起しながら、諸民族間の連帯を促進するための重要な道具だからです」
――教皇ベネディクト十六世 (2006年5月21日 「アレルヤの祈り」のことば)