2007年10月の意向
 洗礼によって新しいいのちをいただいた私たちキリスト者は、神の愛の証人として生きるようにと招かれています。教皇庁は一般の意向として「少数派となっているキリスト者」を取り上げ、キリスト教人口の少ない東アジアで、私たちのあり方を深めるように勧めています。荒んだ社会にあって「深い宣教意識」をもって愛の奉仕に尽くすことで、キリストを伝えていくことができるように、この一ヶ月の祈りをささげましょう。
 また、災害被災者は、大切なものを失い、急激な境遇の変化で身も心も疲れ、不安の中に復興への日々を過ごしています。その方々のことを思い浮かべて、援助の手を差しのべながら、祈りの生活を深めて参りましょう。


一般: 少数派となっているキリスト者
 少数派のキリスト者が信仰を生き、証しを立てる勇気を持つように

宣教: より深い宣教意識
 世界宣教の日が、洗礼を受けた者の中に宣教意識を掻き立てる機会となるように

日本の教会: 災害被災者への支援
 災害被災者への迅速な霊的・物質的支援を行うことができるように

「教会と世界が必要としているたくさんのことのため、特に、自身の被害を受けた人、自然災害によって身体的にも身の回りのことでも被害を受けた人のために祈りましょう。わたしたちが困難な状況にある人々に十分な霊的な支援と物質的な支援を行うことができますように」
――教皇ベネディクト十六世 (2005年10月26日 一般謁見)