2007年11月の意向
 教皇庁は一般の意向として「人命に対する深い尊敬」を取り上げています。最近、テロ、武力衝突、殺人事件そして事故や災害など各地での多くの悲惨な出来事が報じられています。この1カ月間、人命に対する尊敬が全ての人の中に根付くように祈りましょう。
 また、朝鮮半島では閉ざされた社会における一般市民の極限的な窮乏生活と高度な政治的緊張状況を背景として国際間の外交交渉が続いています。ここに和解と平和がもたらされるように祈りましょう。
 観想修道者が世界の平和を祈っています。わたしたちも心を一つにして祈りましょう。


一般: 人命に対する深い尊敬
 医学の研究と立法に従事する人々が、人命を、その初めから自然死まで尊重するように

宣教: 朝鮮半島の和解と平和
 朝鮮半島で和解と平和の精神が高まるように

日本の教会: 観想修道者を支える
 観想生活を送る修道者を支援することができるように

「全教会を代表して、わたしは、修道院の禁域で行われる祈りに生涯をささげた人々に感謝したいと思います。この人々は、神と神の国が第一に優先されるべきであることを、雄弁にあかししているからです。わたしは、皆様がこの人々を、霊的また物質的な援助を通して支援してくださるようにお願いします」
――教皇ベネディクト十六世 (2005年11月20日 「お告げの祈り」のことば)