2008年3月の意向
 今月は、赦しの重要性について深めて参りましょう。「主の祈り」の中で、人と人との関係についてイエスが教えていることは唯一つであり、「わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。」と祈るようにすすめられます。
 また、188名の殉教者の列福を前に、福音のために迫害される人びとにも、心を向けましょう。あわせて、薬がほとんど効かない「超多剤耐性」の結核患者が増加している今日、その治療が推進されるために、私たちができることを探して参りましょう。


一般: 赦しの重要性
 教会が赦しによって、新しい人類の源であるキリストの愛を広めるように

宣教: 福音のために迫害される人々
 福音のために迫害される人々が、聖霊の力により、神のみことばを証しするように

日本の教会: 結核の治療の推進
 結核の治療が推進されるように

「3月24日に世界結核デーが行われます。この毎年恒例の行事によって、結核の治療と、結核を患う人に対するいっそうの連帯が推進されますように。わたしは結核を患う人とそのご家族の上に主の慰めが与えられることを祈り求めます。そして、教会がこの分野で様々な援助計画を推進することを奨励します」
――教皇ベネディクト十六世 (2007年3月21日 一般謁見)