2008年5月の意向
 今月はマリアの月です。サツキ、ツツジの花が一面に咲き乱れると、マリアを賛美しているように感じられます。「宣教」の意向でマリアの導きを祈りながら、人間の価値についても考察を加えてみましょう。また、地球温暖化に加えてバイオ燃料の生産が始まり、飢餓の進行が懸念されます。毎日の食卓で飢餓の撲滅を祈り続けたいものです。


一般: 人間の価値
 人間の価値を擁護、促進する文化を助長するために、文学、美術及びメディアを効用するように

宣教: 使徒の后、マリア
 福音宣教の星、使徒の后、聖マリアが教会の黎明期と同様に、世界中の宣教者を母として導いてくださるように

日本の教会: 飢餓の撲滅
 すべての人の取り組みによって飢餓の脅威が克服されるように

「飢餓の脅威はなおも人類を苦しめ、何百万という人びとの生きる希望を大きな危険にさらしています。わたしはすべての人の取り組みによって、この飢餓の脅威が克服されることを心から望みます。わたしたちは特に今日、飢餓の災禍に苦しむわたしたちの兄弟と、この兄弟を助けようとしているすべての人、また、広報手段によって諸民族の間の連帯と平和のきずなを強めるために寄与する人びとを、おとめマリアに委ねたいと思います」
――教皇ベネディクト十六世 (2006年5月21日 「アレルヤの祈り」のことば)