2008年7月の意向
 教会はキリストを頭におく共同体です。共同体は、一人ひとりを大切にし、いちばん早い人よりもいちばん遅い人に、いちばん強い人よりもいちばん弱い人に歩調を合わせて歩む、だれ一人も切り捨てることをしない、人びとの温かな交わりの場であり、いのちをつないでいく場です。この共同体への奉仕にたくさんの人が招かれるように、そして、この共同体の中で、若者がいのちの交わりの豊かさを体験して、キリストに深く出会うことができるように、また、シドニーに集う世界の青年が、青年同士の繋がりを強めていくように、7月の祈りを捧げて参りたいと思います。


一般: キリスト者の共同体
 ボランティアとして、いつどこでも共同体に奉仕する人が増えるように

宣教: 世界青年の日
 シドニーでの世界青年の日が、青年を新しい人類への希望の提唱者と導くように

日本の教会: 若者が真理を見いだせるように
 若者たちがキリストと真実に深く出会う恵みが与えられるように

「神の母であるおとめに若者たちを委ねます。彼らがアウグスティヌスのように、完全な真理と愛であるかた、すなわちキリストに常に心を向けることができますように。キリストだけが、人間の心の深い望みをかなえてくださいます」
――教皇ベネディクト十六世 (2006年8月27日 「お告げの祈り」のことば)