2008年9月の意向
 今月は私たちの家庭がキリストの愛により深く結ばれて、船員など家庭から遠く離れた人々や、武力紛争などから命からがら避難し困窮のどん底にある人々を心に掛け、その支援のために自らをささげることができるように、神の助けと恵みを祈りましょう。


一般: 難民の権利の擁護と保護
 戦争や圧制のために、家や国を離れた人々が、キリスト者からその権利の擁護と保護を受けられるように

宣教: キリスト者の家庭・宣教する共同体
 キリスト者の家庭が、兄弟の物的精神的必要に対して開かれた宣教共同体となるために、愛と交わりを養うように

日本の教会: 船員の無事を祈る
 船員とその家族が人間的にも霊的にも支えられるように

「9月の最後の週のある一日は世界海事デーです。わたしは皆様に、航海に従事する人びととそのご家族のために祈ってくださるように、お願いします。船員司牧の活動について主に感謝します。船員司牧は、長年にわたって、困難と問題の多い船員生活を送る人びとを、人間的にも霊的にも支えてきました。・・・海の星である聖母が、船員とそのご家族、また彼らの人間的・霊的必要のために働く人びとを、愛をもって見守ってくださいますように」
――教皇ベネディクト十六世 (2006年10月1日 「お告げの祈り」のことば)