2012年2月 3.生きる胎児 |
![]() その植物を見て生命の神秘を悟りました。ロボットは見事でしたが、ロボットのままで終わってしまいます。ロボットが新しいロボットを産み出すことはできません。トマトは種を作りその種が蒔かれて、次々に世の終わりまで、新しい生命を産み出すことができます。生命の神秘です。人間の場合も、生命を宿した胎児は、細胞をどんどん増やして、ある細胞が目の細胞となり、他の細胞は骨、足の細胞となっていきます。 宇宙飛行士は、青い地球を見て叫びました。「小さい地球には生命があるから、無限の宇宙の中で最も素晴らしい」と。母の胎内の中で育っていく胎児は、なお素晴らしいのです。NHKは数年前に、日本とアメリカの病院と共同で、「あかちゃん」という映画を作りました。結婚する若いカップルがその録画を見ると、ある人は涙を出すほど感動します。その映画では、科学者と医者が協力して、胎児のさまざまな神秘を描いています。聞き、覚え、感じることができる、まさに胎児は、人間なのです。 私たち人間は、勝手に、妊娠何週間までなら、何らかの理由で堕胎してもよいなどと決め、法律を作ります。中絶の手術の時、胎児を堕すために、まず胎児を細かく切るそうですが、その胎児は、切られる痛みを感じていると、ある医者から聞きました。 今週は、世界から妊娠中絶が無くなるように祈るばかりではなく、すべての胎児が親から愛されて、育てられますようにと、生命の源である神に祈りましょう。 |