2013年4月  4.感謝と希望
 新しい環境を迎えること、そして、それを快く受け入れること、また、それに馴染むようにすることは、神への道に一歩ずつ前進するように、導かれる機会が与えられることだと思います。無論、そのようなことに心が向かず、普通の生活に流されてしまうことが多いかもしれませんが・・・。いろいろな事情により、環境の変化は、月日の区切りのよい時ばかりか、転居、入院、退院、事故、災害などによっても起こります。まずは、その場に慣れようとします。その時、心を尽くしてその場に応じ、信仰生活を整えることに気を配り、少なくとも一歩前進の機会にしたいものです。
 周りの人々の心遣いや、親切な言動に応える、感謝と奉仕を、積極的に示すことなどによって、神に対する愛の道に前進することができます。これによって、神の祝福と恵みを豊かにいただくことができます。新しい環境をきっかけに、神への信仰生活を充実、成熟させることができるように祈りましょう。
 どんな環境の変化も、また、その中での新しい気づきも、神の摂理であり、神の導きの一環です。環境の変化は、新鮮さと希望をももたらします。いつも神に感謝して、その導きに従うことです。不便さ、さみしさばかりではありません。どんなことも受け入れて、乗り越えて、神への信頼、希望を大きく持って、信仰年を生き抜くように、祈り合って、神への愛、他人への愛の実践、前進に励んでいきましょう。