2013年4月の意向
 復活されたキリストから大いなる力をいただいて、新しい年度に歩みを進めました。大災害から2年が経過しましたが、被災地で、あるいは避難先で、不自由な生活を強いられている方々にも希望の光が注がれるように、祈ってまいりましょう。
 今月の意向に共通する言葉は「希望」です。教皇の意向に示された「典礼」は、神との交わりの時であり、私たちを希望へ導き、神が望まれる道に私たちを招き、一人ひとりを固有の使命へと派遣します。宣教地でキリストに出会う人びとは、希望のしるしをいただくでしょう。新しい環境のもとで生活が始まった方々も、夢と希望に燃えていることでしょう。信仰と希望と愛は、私たちの生き方の中心であり、この三つは常に絡み合って、私たちの生命を豊かにはぐくんでいます。今月は「希望」を意識して過ごしてまいりましょう。


一般: いのちの源である典礼
 信仰を表明する祈りあふれる祝祭によって、人々が生かされますように。

宣教: 宣教地の教会
 宣教地の教会が、希望と復活のしるしとなり、道具となりますように。

日本の教会: 新年度の志
 新しい環境で生活を始めたすべての人が、多くの人の心遣いと支えに気づき、感謝と希望をもって歩みを進めることができますように。
写真: 片柳 弘史 S.J.