2013年8月の意向
 「いますぐ原発の廃止を」の司教団メッセージに示されているように、日本の教会は、広島、長崎の被爆と福島の原発事故を経験した私たちが、声を大きくして核の廃絶を訴えるように呼びかけています。6日から始まる日本カトリック平和旬間では、さまざまな行事を通して、目に見えない放射性物質の与える影響について学び、核のない平和な未来を築く道を歩み始めましょう。また、親や教師と協力して、新しい世代に核廃絶の必要性を伝えてまいりましょう。
 また、遠いアフリカの地での平和についても、教皇の宣教の意向に重ねて祈りましょう。先進国の利害がアフリカの地でぶつかり合って、人びとが紛争に巻き込まれる構図が、依然として続いています。その中で果たす教会の役割についても、思いめぐらしてまいりましょう。


一般: 親と教師
 新しい世代が、素直な心と健やかな生活をはぐくんでいけるよう、親と教師がふさわしい助けを提供できますように。

宣教: アフリカの教会
 アフリカの地で忠実に福音を告げ知らせる教会が、正義と平和を推進できますように。

日本の教会: 平和の連帯
 原爆、そして原発事故を体験したわたしたちが核廃絶を願い、原発廃止を実現することにより、世界に平和の実現に向かう姿を示すことができますように。
写真: 片柳 弘史 S.J.