2013年11月の意向
 11月24日に「信仰年」が終わります。キリスト教のアジョルナメント(現代化)を掲げて開催された第二バチカン公会議から50年を経過したことを記念して、新しい福音宣教を実践するために、全世界で心を一つにして「信仰年」を歩んできた私たちは、日々神とその日出会う人びとに自分の生活のすべてをささげるように招かれていることを、今一度心に納めて過ごしてまいりましょう。

 教皇は、一般の意向で「苦しんでいる司祭」のために祈るように願っています。神と人びとをつなぐ使命に招かれた司祭は、その使命を果たすために遭遇するたくさんの困難に、苦しみの中で立ち向かわなければなりません。その心は時には孤独で、私たちが支えるには余りあるものです。その心に神の慰めが訪れ、平安がもたらされるよう祈りましょう。


一般: 苦しんでいる司祭
 困難を抱える司祭が、苦しみの時に慰めを、疑いの時に支えを、忠実を尽くす時に励ましを見いだすことができますように。

宣教: ラテンアメリカの教会
 ラテンアメリカの教会が、他の地域の教会に宣教者を送り出すことができますように。

日本の教会: 「信仰年」の実り
 日本の教会が、「信仰年」に励まされ、より力強く福音をのべ伝えることができますように。
写真: 片柳 弘史 S.J.