2013年12月の意向
 クリスマスの季節となりました。神がひとり子イエスを私たちに送り、私たちを暗闇と死から光と生命へと導いてくださった、この救いのわざを祈りながら、主のご降誕の日までを指折り数えて過ごしてまいりましょう。
 幼子イエスを思う時、今日の社会で遺棄や暴力の犠牲にされる子どもたちにも、思いを致しましょう。小さな生命にも、人権と人間の尊厳が保障されています。もし、身近な出来事の中に犠牲となった子どもがいれば、その保護のために率先して働くことができるように、日々過ごしてまいりましょう。
 また、毎年12月1日は「世界エイズデー」と定められています。日本の教会も「エイズに関心を持つ」ことを意向として掲げています。エイズの感染者、特にエイズの子どもたちに思いを致して、この一か月を過ごしてまいりましょう。


一般: 犠牲にされる子どもたち
 遺棄や暴力の犠牲にされる子どもたちが、必要な愛と保護を見いだすことができますように。

宣教: 救い主の到来の準備
 キリスト者が、肉となられたみことばに照らされ、救い主の到来に向けて、人間としてふさわしい準備をすることができますように。

日本の教会: エイズに関心を持つ
 多くの人々がエイズの問題に関心を持つことにより、感染者への偏見をなくし、エイズの蔓延を防ぐことができますように。
写真: 片柳 弘史 S.J.