2014年3月の意向
 3月11日が巡ってきます。人とつながって生きるという人間の本質を、未曾有の災害と事故を通して、私たちははっきりと自覚しました。つながる相手が誰であろうと、たとえ意見が違っていても、また、宗教や国籍、性別が異なっていても、互いに尊敬し合い共に生きることは、平和と共存への第一歩です。このつながって生きる人間の知恵を大切にして、この一ヵ月を過ごしてまいりましょう。
 特に、女性の権利と尊厳がないがしろにされている文化にある人々のためにも、教育を受ける機会などが保障されるように祈り願いましょう。
 また、たくさんの若者が、つながって生きる愛の道を示してくださったキリスト・イエスの招きに応えて、自らをささげる道に進みますようにと、召命を祈願いたしましょう。


世界共通の意向: 女性の尊重
 すべての文化において、女性の権利と尊厳が保障されますように。

福音宣教の意向: 召命
 多くの若者が、主の招きに応えて自らをささげ、福音を宣べ伝える道へ進みますように。

日本の教会の意向: つながって生きる
 東日本大震災を通して学んだ人間のつながりを深め続けることができますように。
写真: チェレスティーノ・カヴァニャ