2014年7月の意向
 2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決まりました。震災の被災地出身のトップ・アスリートたちが、スポーツによって育まれる人間性について、心を込めて体験を分かち合ってくれたことが印象に残っています。一方で、勝利第一主義によるのでしょうか、体罰などの暴力行為が、学校やスポーツ団体に根強く残っていることも否めません。罰を与えることは、決して成長をもたらしません。スポーツによって健全な精神を育むことができるように、思いを致してまいりましょう。
 福音宣教の意向では、信徒自身が福音を告げ知らせる者となるよう求めています。神から愛された体験を、自分の言葉で伝えることができるように聖霊の支えを願いましょう。悲しむ人、苦しむ人に、神の愛の体験を分かち合って、ともに歩むことができますように。


世界共通の意向: スポーツ
 スポーツが、つねに友愛の精神を養い、人間性を育む機会となりますように。

福音宣教の意向: 信徒宣教者
 聖霊が、貧しい国々で福音を告げ知らせる信徒の働きを支えてくださいますように。

日本の教会の意向: 隣人愛
 苦しむ人、悲しむ人の隣人となって生きることができますように。
写真: チェレスティーノ・カヴァニャ