2015年2月の意向
 キリシタン大名として名高いユスト高山右近は、1615年2月3日に、国外追放先のマニラで63歳の生涯を終えました。信仰を貫いた殉教者として、右近の列福を願い求めている日本の教会と心を合わせて祈るひと月といたしましょう。右近を通して示された神の救いのわざを思い起こし、私たちにも絶え間なく恵みを注ぎ続けてくださる神に感謝して、過ごしてまいりましょう。

 また、教皇は、「囚人たち」と「離婚した人々」のために、特に祈るよう勧めています。傷つき、孤立している状況から、交わりの中に招かれて、愛と慈しみのうちに生きることができますように、また、人としての尊厳が護られる社会であり続けますように、祈りをささげてまいりましょう。


世界共通の意向: 囚人たち
 囚人たち、特に若い囚人たちが、尊厳のある生活を再構築することができますように。

福音宣教の意向: 離婚した人々
 離婚した人々が、キリスト者の共同体に受け入れられ、支えられますように。

日本の教会の意向: ユスト高山右近の列福に向けて
 帰天400年を迎えるユスト高山右近にはたらいた神の恵みを、現代の私たちも生きることができますように。
写真: 星野 透