2015年6月の意向
 家を奪われ、町が戦場と化して、祖国を離れざるを得ない状況に追い込まれて難民となった人々や、災害によって避難を強いられた方々の状況に思いを致し、その苦しみ悲しみと、不安や恐れに心を重ねて、平安な日々が一日も早く訪れるように祈ってまいりましょう。新天地で人として尊敬され、友として歓迎されることで、つらい中にも暖かい暮らしが保証されますように。

 奉献生活者として生涯を神に捧げる心が、多くの若者たちにわき上がりますように祈りましょう。その若者たちを育む家庭では、暴行や虐待が頻発し、人権が侵されています。夫婦・親子・兄弟姉妹が、いただいたいのちを互いに尊重し合う場となるよう、そして、育み育まれる家庭という場で小さな愛の行いを積み上げていくようにと、心を込めて祈ってまいりましょう。


世界共通の意向: 移民・難民
 移民・難民が、たどり着いた国々で歓迎され、尊敬されますように。

福音宣教の意向: 召命
 イエスとの個人的な交わりをとおして、自分自身を司祭あるいは奉献生活者としてささげる望みが、多くの若者にわき上がりますように。

日本の教会の意向: 困難の中にある家庭
 家庭がゆるしと和解、互いを気遣う場であり続けますように。
写真: 星野 透