2015年9月の意向 |
若者たちには若者たちの、また高齢者には高齢者の生きづらさがあります。経済活動は、いのちをいただいているすべての人、幼児も子どもも、若者も壮年も、そして高齢者もが、喜びをもって幸せに生きることができるようにと行われるはずなのです。ところが、富が偏って配分され蓄積されて、若者の教育や就業の機会が失われたり、高齢者の医療や介護に高い負担がかかるなどのゆがみが生じています。このゆがみをなくし、生きづらさを取り除くことができるように、知恵をもって、そして祈りをもって取り組んでまいりましょう。 教皇の意向は、キリストの教えを伝えるカテキスタに向けられています。私たち一人ひとりも、愛の証し人になるようにと招かれていることを思い、カテキスタと心を合わせて、良い知らせを伝えてまいりましょう。 世界共通の意向: 若者に機会を 若い人々のための教育の機会、就業の機会が、ますます増えていきますように。 福音宣教の意向: カテキスタ カテキスタの方々の信仰に基づく一貫した生き方が、キリスト者の証しとなりますように。 日本の教会の意向: 高齢者の尊厳 高齢者が社会の中で心身の安全を保障され、安心して生活できますように。 |
写真: 星野 透 |