2015年10月の意向
 1948年の第3回国連総会で「世界人権宣言」が採択されました。第1条で「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」とうたわれ、また 第4条では「何人も、奴隷にされ、又は苦役に服することはない。奴隷制度及び奴隷売買は、いかなる形においても禁止する」と明言されています。それにもかかわらず、今日でも、特に貧しい国々では、子どもが売り買いされている「人身売買」の実態が報告されています。この事実を重く受け止めて、犠牲となっている子どもたちのために祈り、また、人身売買の根絶のために、小さな努力を重ねてまいりましょう。
 アジアでも「人身売買」が行われています。いずれの宗教も、子どもの将来に責任を持っています。キリスト者の共同体も、諸宗教と力を合わせて、現代の奴隷制度を打破できますように。


世界共通の意向: 人身売買
 現代の奴隷制度とも呼ばれる人身売買が根絶されますように。

福音宣教の意向: アジアにおける宣教
 アジアにおけるキリスト者の共同体が、宣教師の精神をもって、待ち望む人々に福音を告げ知らせることができますように。

日本の教会の意向: 諸宗教対話
 諸宗教の信者が交流と対話を通して、人類の平和に貢献しますように。
写真: 星野 透