2015年12月の意向 |
イエスの誕生を祝う季節が巡ってきました。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」(ヨハネ3・16)ことをかみしめて、感謝の日々を送りましょう。 ウイルスの時代が訪れています。ウイルスは、他の生物の細胞を利用して、自己を複製させることのできる微小な構造体です。人類が生活圏を拡大させると、未知のウイルスがヒトの細胞にも侵入して増殖するようになりました。アフリカで猛威を振るったエボラ出血熱も、日本で感染が広まったデング熱も、エイズを発症させるHIVも、インフルエンザもウイルスが原因ですが、有効な治療法はなお確立されていません。ウイルスについての知識を深め、その研究の進歩のために、また感染して苦しんでいる人々のために、祈りを捧げてまいりましょう。 世界共通の意向: 神のいつくしみの体験 ゆるされた体験のない人々が、神のいつくしみに触れることができますように。 福音宣教の意向: 家庭 家庭、特に苦しみの中にある家庭が、イエスの誕生に希望のしるしを見いだすことができますように。 日本の教会の意向: HIVの治療に携わる人々 社会の理解と研究者の働きがHIVと闘う人々に希望をもたらしますように。 |
写真: 星野 透 |