2016年1月の意向
  「世界平和の日」「神の母聖マリア」の祭日で2016年が始まりました。この一年が、神のいつくしみの満ちあふれる年となりますように、日々を大切に、ていねいに、そして祈りのうちに過ごしてまいりましょう。
 正月は、日本の伝統的な宗教行事に触れる機会がたくさんあります。諸宗教との対話、異なる教派のキリスト者との交わりの中で、また、新たに成人の輪に加わる若者たちと、正義と平和の実現に向けて共に歩んでまいりましょう。

 2015年12月8日から「いつくしみの特別聖年」が始まっています。教皇フランシスコの「特別聖年のための祈り」に記されているように、「ゆるしといつくしみによって、自らの力を示される神」に信頼して、この一年を過ごしていくことができますように。


世界共通の意向: 諸宗教対話
 信仰を異にする人々の誠実な対話が、正義と平和をもたらしますように。

福音宣教の意向: キリスト者の一致
 対話と友愛、そして聖霊の恵みによって、キリスト者が分裂を克服することができますように。

日本の教会の意向: 新成人のために
 新成人の一人ひとりが、孤立することなく、さまざまな人々の交わりの中で成長しますように。また、教会が孤立した人々と兄弟姉妹として関わり続ける共同体となりますように。
写真: 林 里江子