2016年2月の意向
 毎年2月11日は「世界病者の日」です。病者、障がい者も集って、この日の意向でミサがささげられ、たくさんの人が心を合わせて祈っています。医療従事者の献身的な働きに感謝し、神から与えられたすべてのいのちが大切にされる社会の実現のために、私たち一人ひとりの心からの祈りをささげてまいりましょう。
 私たち人間のいのちは、このかけがえのない惑星の環境の中で育まれてきました。この美しい地球を後世に受け継いでいく責任を、一人ひとりが負っていることを心にとめて、すべての被造物に思いを致しながら、環境にやさしい生活を心がけてまいりましょう。
 また、宗教のるつぼと言われるアジアで、キリストを信じる人々が、出会いと対話によって、心を合わせて神の望みを生きることができるように、祈ってまいりましょう。


世界共通の意向: 被造物への配慮
 無償の贈り物として神から与えられた被造物を、のちの世代のために適切に守り育てていくことができますように。

福音宣教の意向: アジア
 キリストを信じる人々とアジアの人々との、出会いと対話の機会が豊かになりますように。

日本の教会の意向: 病者と医療従事者のため
 医療の現場で病者と医療従事者の尊厳が守られ、神から与えられたいのちがますます大切にされる社会が実現しますように。
写真: 林 里江子