2016年5月の意向
 新緑が目にまぶしい季節となりました。五月晴れの青い空に聖母の色を重ねて味わいながら、マリアの生き方に倣う一ヵ月といたしましょう。そして、女性の果たす役割が正当に評価される社会の実現を祈りましょう。また、「アヴェ、マリア・・・」と唱えながらすすめるロザリオの祈りも大切にいたしましょう。

 ひきこもり当事者に対する理解が深まるように、心を合わせて祈ってまいりましょう。教会を中心とした「七十二人の集い」という活動があります。「ひきこもり本人、家族、心ある方たちのために、さまざまな生きづらさを抱えた人たちとともに」歩むこの活動が、人々の交わり、神との交わりへの導きとなりますように。また、その活動への支援の輪が広がりますように。


世界共通の意向: 女性への尊重
 いずれの国においても、女性が尊敬され、尊重され、そのかけがえのない社会貢献が高く評価されますように。

福音宣教の意向: ロザリオの祈り
 家庭や共同体、グループなどにおいて、福音宣教のため、そして平和のために、ロザリオの祈りがささげられますように。

日本の教会の意向: ひきこもり当事者の支援
 ひきこもりの当事者に対する社会の理解が深まり、人と人との交わりの豊かさを伝える支援ができますように。
写真: 林 里江子