2016年9月 2.福音宣教の2本柱 |
![]() 1 私たちカトリック教会の一人ひとりが、宣教者として、まだキリストの食卓を囲んでいない人々に信仰の喜びを伝え、より多くの人を洗礼に導き、彼らとともに救いのみ業の協力者となる。 2 今日の日本の文化や社会の中には、すでに福音的な芽生えもあるが、多くの人々を弱い立場に追いやり、抑圧、差別している現実もある。私たちカトリック教会の全員が、このような「小さい人々」とともに、キリストの力でこの芽生えを育て、全ての人を大切にする社会と文化に変革する福音の担い手になる。 この2つの柱は、すべてのキリスト者に向けられたメッセージです。第二バチカン公会議を経て、この宣教の使命は司祭修道者だけのものではなく、洗礼の恵みをいただいたすべての信徒のものとして捉えられています。 教皇フランシスコが「福音宣教の使命」を深めるように促しておられる今月、2本柱を再確認して、秘跡にあずかり、黙想して歩みを進めてまいりましょう。 |