2018年10月  4.教会のために心を合わせてともに
 教皇フランシスコは、この10月に「教皇による祈りの世界ネットワーク(きょうをささげる・祈祷の使徒)」で、特別な意向として「教会のために祈る」キャンペーンを提唱されました。そして、教会が現在と過去に犯した罪と過ち、虐待をより深く意識し、教会を分裂に陥らせようとする悪魔の試みから教会を守るために、10月中、毎日ロザリオの祈りを唱えるよう願っておられます。その理由として、「教会は、自らが今日経験している困難と試練のときに立ち向かうため、すべての人が一致し、祈ることを必要としているからです」と述べています。そして、ビデオでは、教皇は次のように語っています。
 「悪魔は強大な力を持つもののように自分を見せます。悪魔はあなたがたに贈り物を与えます。しかしあなたがたはその中身を知りません。」
 「私は皆さんが10月の毎日、ロザリオを祈ってくださるよう改めてお願いします。ロザリオの最後に『あなたのご保護を仰ぎます』との『神のみ母への祈り』と、教会に分裂をもたらそうとする悪魔の攻撃を撃退するために『大天使聖ミカエルへの祈り』を加えてください。」
 教皇は、常に祈りには力があることを説いています。今回も「これが私たちの力です。このよう論理に従って力で圧倒したり、より大きな声で叫んだりするのではなく、むしろ、祈りの静かな力を行使すること」とパンフレットにご自分の気持ちを表しています。
 是非ビデオをご覧になり、またロザリオの祈りとそれに加えて祈る「終業の祈り」(神のみ母)と「大天使聖ミカエルへの祈り」についてのパンフレットをご覧ください。

※PDFファイルダウンロードはこちらから ⇒ 冊子 - PrayForTheChurch - 日本語