2019年8月 1.核兵器の廃絶に向けて |
![]() 教皇フランシスコは、就任以来、折に触れて平和と核兵器廃絶について発言してこられました。2017年7月7日、国連総会で「核兵器禁止条約」という画期的な条約が採択されました。バチカンはこの「核兵器禁止条約」を最初に批准した3カ国の一つですし、国際会議「核兵器のない世界と総合的軍縮への展望」を主催しました。 日本の教会は今月の意向に「平和への決意」を掲げ、「戦争がもたらす悲しみや痛みをあらためて思い起こし、紛争の絶えない地域や緊張の続く地域、特に東アジアの平和のために力を尽くすことができますように」と祈るように勧めています。今日、北朝鮮でもまたイランでも、核兵器の製造に向けた動きが見られます。教皇と日本の教会の意向に合わせて、今週は核兵器の廃絶に向けての祈りをささげてまいりましょう。 |