2023年8月  1.WYD Lisbon 2023
 ワールドユースデー(WYD)が8月1日から6日まで、ポルトガルのリスボンで開催されます。
 テーマは「マリアは出かけて 急いで山里に向かった(ルカ1・39)」です。教皇が選んだこの福音は、前回のパナマ大会のテーマであった「よい知らせを受け入れる」エピソードの後に続き、エリザベトを訪ねるマリアの訪問記へと展開していきます。
 ナザレのマリアは、神にただ「はい」といって受け入れるよう、私たちにキリスト者の通る旅路の模範的なあり方を示しています。マリアはすでにWYDの主人公であり、リスボン大会でも同様です。全世界から数十万人の若者が集う中で、一人ひとりが大切にされていることを実感できるようにと祈り、また、主催者であるフランシスコ教皇の健康が保たれますように、無事に大会が運営されますようにと祈りましょう。
 この大会に向けて、公式巡礼団の70名を含め、たくさんの日本の若者がリスボンに旅立ちました。また、司教協議会からは、勝谷太治司教(カトリック札幌教区)と酒井俊弘補佐司教(カトリック大阪教区)が同行しています。勝谷司教はビデオメッセージの中で、若者に向けて私たち一人ひとりも「神の愛を宣言するものとなりましょう」と呼びかけています。
 https://www.cbcj.catholic.jp/category/information/holyyear/wyd2023/
 このWYDを支える私たちは、教皇の意向に合わせて、この「きょうをささげる」の祈りの中で、教皇そして若者たちの心に、自分の心を重ねてまいりましょう。大会に参加する若者たちはもちろんのこと、すべての若者が、意向文にあるように「生活の中で福音を生き証しするよい機会となりますように」と祈りましょう。