2026年 教皇と日本の教会の意向 |
■1月 教皇の意向: みことばによる祈り みことばによる祈りが生活の糧となり、また私たちの共同体の希望の源となって、互いを大切にしながら使命に生きる教会を築くことができますように。 日本の教会の意向: 平和と幸せ 新しい年の始めにあたり聖母の取り次ぎを願って祈ります。私たち一人ひとりが互いを思いやって平和と幸せを求め、心穏やかに過ごすことができますように。 ■2月 教皇の意向: 難病の子どもたち 難病の子どもたちとその家族が、必要な医療と支援を受けることができますように。そして、力と希望を失うことがありませんように。 日本の教会の意向: 信仰の証し人 信仰の証し人の取り次ぎを願って祈ります。多くの苦難の中にあっても深い信仰を保った日本の殉教者に倣い、より一層神に信頼と希望をおくことができますように。 ■3月 教皇の意向: 武装解除と平和 各国が有効な武装解除、特に核武装の解除に向けて動き、世界の指導者たちが暴力ではなく対話へと歩みを進めていきますように。 日本の教会の意向: 性虐待被害者 聖職者から性的な虐待を受けた方々のために祈ります。身勝手な思いと行動により、心と体に大きな傷を受けた方々が、神のいつくしみによって癒されますように。 ■4月 教皇の意向: 危機に瀕する司祭 召命の危機にある司祭が、必要な霊的同伴を見いだしますように。そして、教会共同体が理解と祈りをもって司祭を支えることができますように。 日本の教会の意向: すべての人の召命 すべての人の召命のために祈ります。私たち一人ひとりが、自分が何に召されているかを識別し、神とのかかわりの中で歩むことができますように。 ■5月 教皇の意向: すべての人に食べ物を 大規模な生産者から一人ひとりの消費者に至るまで、すべての人が食品ロスの削減に取り組むことによって、誰もが良質な食べ物にあずかることができますように。 日本の教会の意向: 子どもたち 子どもたちのために祈ります。神、そして多くの人たちとのつながりの中で、子どもたちが愛されていることを実感することができますように。 ■6月 教皇の意向: スポーツの価値 スポーツが、国家間や異文化間の平和、出会い、対話の道具となり、尊厳、連帯、個人の成長といった価値を高めるものとなりますように。 日本の教会の意向: 教皇 教皇レオ14世のために祈ります。教会に与えられた牧者が、神の恵みに満たされて、教会と世界の善のために奉仕していくことができますように。 ■7月 教皇の意向: 人命の尊重 人生のあらゆる場面において人命が尊重され、保障されますように。そして、人命は神からの賜物であることに気づくことができますように。 日本の教会の意向: 被造物、地球環境 神によって造られたすべてのもののために祈ります。私たちが神に生かされ、神とつながっていることを意識しながら、被造物と地球環境を大切にしていくことができますように。 ■8月 教皇の意向: 都会での福音宣教 匿名性と孤独で特徴づけられる大都会で、福音を宣べ伝える新しい道を見出し、共同体を築くための創造的な方法を探し出すことができますように。 日本の教会の意向: 世界の平和 世界の平和のために祈ります。戦争・紛争当事国の指導者が、対話による和解を促進し、平和を実現するために力を尽くすことができますように。 ■9月 教皇の意向: 水資源への配慮 重要な水資源が適切かつ持続可能に管理されて、すべての人が公平にその恩恵にあずかることができますように。 日本の教会の意向: 難民移住移動者 難民、移住者、移動者のために祈ります。彼らが地球上のどこにいても、神に愛された者として、基本的人権や人間の尊厳が守られますように。 ■10月 教皇の意向: 心の健康についての司牧 すべての教会で心の健康についての司牧が確立され、心の病から生じる偏見や差別を克服する助けとなりますように。 日本の教会の意向: 宣教 宣教の実りを願って祈ります。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16・15)と言われたイエスのことばに従い、私たちが生活の中で福音の喜びを証しすることができますように。 ■11月 教皇の意向: 富のふさわしい活用 富がふさわしい方法で活用され、利己主義への誘いに屈することなく、常に共通善や貧しい人々との連帯が推進されますように。 日本の教会の意向: 日本と韓国の教会 日本と韓国の教会のために祈ります。同じキリスト者として手を携え、さまざまな課題に取り組みながら、福音を証ししていくことができますように。 ■12月 教皇の意向: 一人親家庭 母親や父親を失った家庭が、教会の中での支援や寄り添いを見出し、困難に遭遇した時には信仰によって助けられ、力づけられますように。 日本の教会の意向: 家族 家族のために祈ります。聖家族に倣い、私たちの家族にも互いに愛し合い、思いやる心が育まれますように。 |