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闇から光へ
都会に住んでいる人は、町の大きさと関係なく、夜でも雨戸を完全に閉めない限り、部屋が真っ暗になりません。
道端のライト、ネオンのお陰で昼と夜の区別もはっきりしなくなりました。
しかしそれでも、誰もが時に暗闇の世界を経験することがあります。
真っ暗な夜道をあえて進もうとすれば、どこに立っているのか自分の位置が分からないので、つまずき、ころび、どこへ進んでよいか分からなくなってしまいます。
また、心の暗闇もあります。悩み、苦しみのために世界は暗くなります。人は、暗がりの中で途方にくれます。周りに誰もいない寂しさ。明かりがないと、寒さがいっそう身にしみます。
闇は、光のない状態のことです。しかし毎朝日が昇ると暗闇が消えていきます。
イエスは「私に従う者は、決して闇の中を歩くことがない」と言われました。イエスは心を照らす光です。
イエスに従って光の子となりたいのです。
(特集-渇き 2 2002/2/15)