毎日のみことば
10月8日 年間第27土曜日
第一朗読 ガラテヤの信徒への手紙 3:22-29
(皆さん、)聖書はすべてのものを罪の支配下に閉じ込めたのです。それは、神の約束が、イエス・キリストへの信仰によって、信じる人々に与えられるようになるためでした。
信仰が現れる前には、わたしたちは律法の下で監視され、この信仰が啓示されるようになるまで閉じ込められていました。こうして律法は、わたしたちをキリストのもとへ導く養育係となったのです。わたしたちが信仰によって義とされるためです。しかし、信仰が現れたので、もはや、わたしたちはこのような養育係の下にはいません。
あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。
福音朗読 ルカによる福音書 11:27-28
(そのとき、)イエスがこれらのことを話しておられると、ある女が群衆の中から声高らかに言った。「なんと幸いなことでしょう、あなたを宿した胎、あなたが吸った乳房は。」しかし、イエスは言われた。「むしろ、幸いなのは神の言葉を聞き、それを守る人である。」
祈りのヒント |
イエスは言われます。「幸いなのは、神の言葉を聞き、それを守る人である。」と。「皆、キリスト・イエスにおいて一つ」であるのに、主よ、なぜ我々は他人と比べ、見下し傲慢になったり、妬み卑屈になったりするのでしょう。一人一人に神がお与えになった使命を、互いに助け合いながら全うし、その恵みを共に分かち合い、喜び合うことができますように。 |
(毎日のみことば 2022-10-08) |