祈りと生活
時間をかけて祈る
時間をかけて祈る |
観想的な祈りを通して、自分の生活の中に神を見つけるには、今までお話ししてきたことの他にも沢山の方法があります。方法はどれでも構いませんから、自分に合った方法で祈りましょう。 大事なことは、時間をかけて忠実に待つことです。そうすれば、現実の深いところにあるものが浮かんできます。 トマス・マートンが言うように、「神はそこにいます。ずっと永遠からそこにいます。ただ時間と素直ささえ与えれば、御自分をあなたに感じさせてくださるに違いありません。」 頭だけの理解にとどまらず、心にもひびくように次の聖書の箇所を味わってみましょう。 マタイ26・39 ゲッセマネでのキリストのように、 「父よわたしの願いどおりではなく、御心のままに」 ルカ5・8 ペトロが大漁の時に言ったように ルカ17・5 主よ、私たちの信仰をからし種のように増やしてください ヨハネ17・21 キリストが祈ったように心を合わせて同じことを祈ろう エフェソ3・20-21 栄光は父と子と聖霊に マルコ9・24 主よ、信じたいのですが、私の不信仰を助けてください 二コリント13・13 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが あなたがた一同と共に(私とも共に)あるように 詩編136 主のあわれみは永遠 |
イシドロ・リバス 著 「祈りを深めるために(その1)―自分の人生の中で―」(新世社) 『今の自分で神を見つける』 より |
(生活の霊性-祈りを深めるために 19) |