こころの散歩

トマトを数えていると

トマトを数えていると

 日常生活でよく出くわす何かの遅れ、予期せぬ障害や中断、あるいはトラブルなど、いらいらさせられることが起こると、おもむろにトマトを数え始めるスコットランドの老人の話を読んだことがあります。「トマト1個、トマト2個、トマト3個、…」
 すると数えているうちにいらいらが消えてしまったり、忘れてしまったり、あるいは問題が解決してしまったりしていて、トマト60個まで行くことはめったになかったそうです。

“Bruno Hagspiel”より
  

ページ上部へ戻る