人はどんな時たのしいか
私が今、答えることのできるのは、「何をしている時たのしいか」ではなく、「人はどんな時たのしいか」です。 誰でもたのしいのは、何かに没頭して、自分をすっかり忘れている時です。 それは、自分の全存在を、「何か」に賭けることを意味します。 そこで問題になるのは、「何に賭けるか」、「何に我を忘れるか」です。 この「何」が、私たち一人ひとりの人生に重みと深さを与えるからです。
鈴木 秀子 著 「愛と癒しの366日」(海竜社)より 写真: 馬 裕国
幸せな人
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