こころの散歩

太陽の光を浴びるように

太陽の光を浴びるように

神のみ前にとどまること、
それは人の心に、その能力に、その全存在に
神の愛を浴びさせることです。
太陽の光を浴びる植木が、
直ちに太陽との交わりに入るように
神のみ前にとどまる人は、
直ちに神との愛の交わりに入ります。
神が創造なさった魂は、
ただこの唯一の目的のためにだけつくられたのです。
木が、じっと単純に枝を伸ばしていればいるほど
太陽は中に浸み透ります。
このように、神のみ前にとどまるために、
神のみが与えることのできる
単純さと不動の静けさが必要です。
祈りこそが、神からすべてを獲得するのです。

マリー・テレーズ・ド・スビランの祈り「母に抱かれた子供のように」(新世社)より
写真: 中司 伸聡
  

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