こころの散歩
教会
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ある日の宗教の時間に、先生はイエスについて教える前に、子供たちに言った。
「今日は、君たちみんなに出会ってほしい、一人の人について話そう。彼は、家族よりも友達よりもずっと君たちを愛していて、君たちのことをいつも思っている。君たちが知ってるどんな人よりも親切で、何度悪いことをしても赦してくれるし、どんなに悪いことをしても、いつも君たちを受け入れ、愛し、わかってくれる。善いことをする代わりに、君たちが恩知らずなことをしても、腹を立てず、黙って我慢し、忘れて赦してくださる。」
先生はクラスの中の小さな男子生徒が、話を聞くほどに興奮するのに気づいた。突然、その子はもう我慢できず大声で言った。
「ぼく、先生の話している人を知ってるよ。ぼくんちと同じ通りに住んでいます。」
画: ホアン・カトレット