こころの散歩

王の金言

王の金言

 昔、東洋のある王様が国中の賢者達を宮殿に集め、自分が抱えるたくさんの悩みと苦労と心配事と艱難を克服するための適切な金言を考えて欲しいと依頼しました。
 しかし、その金言は指輪に刻める程度の短いものにしてくださいと…そうすればいつもその言葉を目の前に起き、自分を励まし、力付けるだろうと。
 賢者達は長い時間を費やし手、やっと不思議な力を持つ金言を王様に告げに来ました。人生の全ての事情に当てはまり、しかも指輪に刻めるほどの金言を…それは次の言葉でした。
「これも過ぎ去るだろう」

「落ち葉「いい人生」と言うために」(ドン・ボスコ社)より
  

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