こころの散歩

神の答え

神の答え

 男は、森で、ぼろをまとい、寒さに凍えている少女に出会った。満足に食べてもいないらしい。彼は腹を立て、神に向かって言った。
 「どうしてこんなことを許しておかれるのですか。何とかなさったらいかがです。」
 神は何も言われなかった。しかし、その夜不意に、お答えになった。
 「私が何とかしたのは確かだよ。お前を造ったではないか。」

  
画: 軽部 修司
  

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