こころの散歩
風呂敷包み
風呂敷包み
昔、母校のシスターが「努力しても解決の目途がたたない時は、あれこれ愚痴らず、一度、風呂敷に包んで神様にお預けします。信頼して祈ってね。」とおっしゃいました。
それ以来、私も真似して、何かと包んでは眠る前に「預かってください」とお願いします。でも、往々にして”信頼”が足りないのか、風呂敷の結び目から次々飛び出て来るからまりに、てこずっては反省しています。
また、ある時には、風呂敷包みを預けたことすら忘れてしまっていることもあります。それでも、思いがけない時に、思いがけないすてきな結果として返していただいたりします。
神様のはからいは本当に不思議なものです。
―― マリア・ローザ