こころの散歩

魚を救う猿

魚を救う猿

 ある人にとって糧になるものが、他の人にとっては毒となります。

 「いったい何をしているのかね?」
 猿が一匹の魚を水からすくいあげ、木の枝に置くのを見た時、わたしはこう尋ねました。
 猿はこう答えました。
 「おぼれかけた魚を救っているのです。」

 ワシに視力を与える太陽は、フクロウを盲目にします。

「小鳥の歌」(女子パウロ会)より
  

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