こころの散歩
5本の指の祈り
5本の指の祈り
1.自分の身体から見て一番近い指は親指。先ずは、もっとも近くにいる人、愛する人のために祈ろう。一番に心に浮かぶし、愛する人のために祈るのは、それは「うれしい義務」なのだから。
2.次の指、人差し指は「示す」指。なので、教える人、指導する人、癒す人のために祈ろう。教師、医者、教会の指導者たちもその中に入る。他の人を正しい方向に導くために、彼らこそ、支えられたり、知恵を必要としている人びとだから。
3.次の指は一番長い中指。それで長である人を心に留めよう。大統領、(総理大臣)、職場の上司、経営者のために祈ろう。こういう人たちが国を作り、世論を導いていく。彼らこそ神の導きが必要だから。
4.4番目の指は薬指。たくさんの人を驚かせる事だが、実はもっともか弱い指である。どんなピアノ教師もみなそう言う。弱い人、困っている人、痛みを感じている人を思い出して祈ろう。その人びとは夜も昼もあなたの祈りを必要としている人びと。彼らのためにはどんなに祈っても、祈りすぎることがない。
5.最後は最も小さな指の小指。神様の偉大さに照らして、他者にとって、自分の存在がいかに小さいかを思い出し、自分のことをこの指にあてはめよう。聖書にこう書いてある。
「あなたがたのうちで最も小さいものが最も偉大なのである。」小指を見て、自分のために祈ることを思い出そう。他の4本の指によって、自分以外の人びとを心に留めて祈った後には、きっと自分のために必要なことも見分けられ、神様にもっとよりよく祈ることができるようになっているはずだから。