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私のかわいい甥っ子のこと
私の甥っ子は今、3歳半。私は甥っ子が生まれる前からずっと会えるのを楽しみにしていました。胎児の4D写真から愛おしく思っていたほどです。そして甥っ子が無事に生まれてから、その成長を見逃す訳にはいかないと、私は近所に引越し、それ以来毎日のように甥っ子の成長を見届けています。
新生児の時のやわらかさ、力強く泣く生命力、独特のにおい、微笑んだような表情・・・生きている事だけをしている命。日々を共に過ごし、これはなんなんだ?とビックリするくらいの愛おしさを感じさせてもらえました。私たちの家族に加わった新しい喜びの命に、日々感動せずにはいられません。毎日会うたびに少しずつ変わっていく一人の幼子が私の心を鷲掴みです。
元気に3歳半になった今は、言葉もずいぶん覚え、動きもやんちゃざかりのやりたい放題。私にどんな辛い事があってどんなに落ち込んで泣いていてもおかまい無しの態度をします。いつも通りの笑顔と遊ぼう!遊ぼう!をぶつけて、私はそれに対応するのに追われいつの間にか「今、この時」に戻されている事に気がつきます。
甥っ子と接していると、私にこんなに人を愛する心があったんだ?!というように、しばしば自分で本当にビックリします。この愛する気持ちはどこから来たのか・・・。これはもう、少し考えてすぐわかりました。甥っ子と接しているとよーくわかります。そして私もその愛が発せられているところからものすごく愛されている事もよーくわかりました。
もしかしてわかっていたのに忘れていたのかもしれない事が、甥っ子が生まれたことで明白になりました。神さまが私にずっと気がついて欲しかったこと、思い出して欲しかったこと。甥っ子が生まれてからのこの3年半でかなり体験させてもらいました、ものすごく晴れやかな気分です。
(30代 叔母)
(特集-家族と信仰 4 2013/5/17)